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若者流儀&ジジィ流儀
 最近立て続けに“若者”付いています。年寄りが無理に若者に媚を売っているわけではないのですが、いろいろな縁がもたらされるのです。ただしわたしの言う若者は、10代20代前半ではなく、20代後半から30代位の年代です。その彼ら彼女らが、事を仕掛けたり、興したり様々なのです。それに私が絡んだわけではありませんが、何となく知り合い、興味を覚え接しているうちに、その輪が広がったということです。

 今、秋田魁新聞で「萌芽の風 ―地域をつくる若者流儀― 」というシリーズの企画物が組まれています。その記事に取り上げられた人物の幾人かは私の見知った方々です。記事になると見知った側はどうしても実物と対比してしまうので、多少こそばゆいところもあるのですが、彼らにスポットを当てた知見は、さすが地元マスコミの雄として久々に見せたヒットだと私は感じています。

 さてその若者です。人それぞれなのですが、私から見るといくつかの共通項を感じます。まずは、発信力があるということです。これはインターネット世代の強みです。ネットの世界は場所の隔たりをなくしますので、いとも軽々と地域を飛び越えます。もう一つは、“おもしろ感覚”にたけていることです。これは既成概念に縛られないということでもあります。自分がこうしたいということを素直に出すことが、結果として今までにない新しいことを生み出すことになっているのです。

 そんな若者の存在は頼もしくもありうれしくもあるのですが、ジジィである私から見れば危うい存在でもあります。まず簡単になびいてしまう傾向があります。あそこがいい、ここが楽しそうということにすぐに反応してしまう軽さを感じます。ものごとを成す場合、自分のやりたいことや好きなことだけでなく、否応なくやらなければいけない事もあるわけです。それを引き受けながらもその中で自分なりの場所をつくってゆくということが私の身についた価値観なのですが、どうもそうした感覚の人は少ないようです。

 そんなことを言ってしまえば年寄りの繰り言になってしまうのですが、こんな若者たちがこれからの世の中を支えてゆくわけですから、嫌われない程度に注文を付けながら彼らに絡んで行ければと思っていた矢先です。若者とは真逆な存在である年寄りのことで話が盛り上がることがありました。

 50代半ばのオジサン3人とお酒を飲んでいた席でのことです。「リタイヤした年寄りの居場所がない」と漏らした私の言葉から話が弾み、とうとう一人が「あなたの余生引き受けます!!そうだ、余生株式会社だ!!」と叫んだのです。映画監督のNさんです。秋田に縁のある方でその日秋田を訪れていて彼を囲んでの酒席でした。わたしも思わず「そうだ!」とこぶしを突き上げたのですが、今思うとその日はメーデー、これからはメーデーも働く労働者の権利を主張する日から、働けない老人の権利主張の日に変わってしまうかもしれません。

 若者付いているジジィのわたしは、若者とジジィと組み合わせたら面白いかもしれないと思い始めています。余生株式会社・・・・実現力では一日の長があるオジサン&ジジィ連合はまんざらでもないかもしれません。
 こちらは若者流儀ではなく、ジジィ流儀でやってゆこうかしらとあれこれ思案を巡らしているところです。

by 北嶋 正 ¦ 10:46, Thursday, May 05, 2016 ¦ 固定リンク

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