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共生生活
  毎朝7時過ぎから30分ほどはネコとの触れ合いタイムです。猫トイレの始末、部屋の掃除、そして餌やりです。最近はブラッシングも加わりました。気持ちがよいらしく、ブラシを持っただけで喉を鳴らしてすり寄ってきます。私の担当は通称ネコ部屋にいるズブとチョビ、2階に住まっているヤワの3匹です。居間を根城にしているクーニャンは家人の担当です。

 生き物ですからサボるわけにはいきません。二日酔いで頭がズキズキしていても、ネコどもにはそんなことは知ったことではありません。面倒見の時間が遅れると扉をひっかき、ニャオニャオ言って催促します。気が付くと、手間ばかりかかり何の益もないのにせっせと奉仕している自分に、思わず苦笑させられます。どうもネコ族は人間様に無償奉仕させる術を会得したがために種の保存に成功しているのです。

 今は冬ですからネコ部屋にも暖房を点けています。ドア越しに覗くと、腹を出して寝転がって暖房機からの温風に当たっている姿を見ることがあります。顔だけこちらの方へ向け、うっとおしそうな視線を投げかけられると、腹立たしくなるよりもいとおしくなってしまうのですから不思議です。ネコ族に魔法をかけられているのです。

 ネコ側にはこちらに媚びる気持ちはさらさらないと思うのですが、彼らのしぐさや佇まいにいつも癒されます。日がな一日食っちゃー寝の怠惰な生活をしていても、そこにいるだけで何かを感じさせるのです。考えてみれば、益が有りや否やは人間様の勝手な判断です。むしろ生き物の存在を丸ごと感じられることがネコの魅力なのです。

 “共生”という言葉がありますが、ネコとの生活をしているとその言葉が滲んできます。アメリカのトランプ次期大統領も、今来日中のプーチンロシア大統領も強面です。強さへの信奉があるように感じます。そして安倍首相もその系列です。自分たちを支えるのに強さを求めるのです。ネコとの共生生活が長くなってきた私は、どうもその“強さ”に引っ掛かりを感じるようになっています。

 師走に入り一年の振り返りと反省のこの時期に、強さと共生をどう繋げるかが鍵だと、常に競争世界に身を置くわたしどもに、ニャンコたちが言ってくれているように感じています。

by 北嶋 正 ¦ 17:15, Friday, Dec 16, 2016 ¦ 固定リンク

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