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久し振り
 久し振りに映画を見ました。そして久し振りのブログです。ブログはいったいいつ以来だろうと調べてみて驚きました。昨年の11月22日以来ですから半年から先、サボり続けていたことになります。そして今年初めて。
 映画の方は映画館で見た最後がいつであったか思い出せません。ブログと同じくらいはご無沙汰しているはずです。出張で東京へ行った折など、日中妙に時間が空くときがあります。きっとそんな時に見たような気がしますが、見た記憶も定かでないのに映画の中味は覚えているはずもありません。

 映画の方は見なくても誰も文句は言いませんが、ブログの方はたまに「更新していませんね」と言われることがあります。ブログはどんなに個人的なことを書いていても、公にさらしていることなので、書かないことはまずいことになります。ブログを始めたのが平成19年4月ですから今年で11年目、回数でいうと348回目になります。週1回ペースで書いていたのですが、この2〜3年は月1回ペースにダウン。そして今回の休眠です。

 筆を折るなどと大げさなことでは全くないのですが、一度休んでしまうとなかなか腰が上がらなかったということにつきます。づづけるにはリズムが必要で、いったんそのリズムを壊してしまうと難しくなるのです。

 さて映画。見たのは「万引き家族」です。是枝裕和監督の作品で、先日カンヌ映画祭で最高賞を受賞したというので見たいとは思っていたのですが、たまたま空いた時間と放映時間が重なり、これ幸いに見ることができたのです。日中の映画館はこんな話題作でも人はまばら、しかも居るのは年寄りばかりでした。

 人が生きてゆくにはやはり人とのつながりは必要です。そのつながりが愛情という美しいものだけではなく、打算もあれば、葛藤もあります。自ら望んだつながりもあれば、偶然のつながりもあります。みんな含めて縁なのですが、まるほど人はうまい言葉を編み出したものだと感心します。そんな人と人の繋がりを考えさせられた映画でした。

 先日学生時代の友人から電話をもらいました。近々昔の仲間で集まろうという誘いの電話だったのですが、電話越しの彼の声は擦れて呂律もうまくまわっておりませんでした。ビジネスマンとしては有能で、大手の会社の役員になり、その後関連会社の社長も務めた男なのですが、リタイアした数年前から体調を壊しているようなのです。そんな彼からの誘いなので応じないわけにはいきません。今月の末は東京です。

 そんな経緯があったことが、映画の疑似家族らしい家族のむしろ本当の家族よりつながりが密な模様と重なってしまいます。半世紀を隔たっても会えば「ヨオ〜」と言える人の関係があるということは不思議なことですが、ありがたいことでもあります。時間も超え、しがらみも超え、まったくの素になった人間はきっとやさしくなれるのかもしれません。

 「久し振りはやさしくなれるのだ」という言い訳で締めたいと思います。

by 北嶋 正 ¦ 17:17, Tuesday, Jun 19, 2018 ¦ 固定リンク

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